過越祭(すぎこしさい)と聞くと、旧約聖書に登場するユダヤの伝統的な祭りを思い浮かべる方が多いかもしれません。ですが実は、新約聖書にも過越祭ははっきりと記されており、イエス様ご自身もこれを守られました。
それは、今も変わらない神様の大切な掟のひとつなのです。
この記事では、旧約と新約の過越祭を比べながら、神様の救いのご計画が、時代を超えて一貫していることをご一緒に見ていきたいと思います。
旧約の過越祭、なぜ羊の血を塗ったのか?
神様はモーセを通して民を救おうとされ、最後の災いとして「長子の死」を下されました。そのとき神様は、災いを過ぎ越す“しるし”として、家の門に子羊の血を塗るよう命じられたのです。
その血は、あなたたちのいる家で、あなたたちのためのしるしとなる。血を見たら、わたしはあなたたちを過ぎ越す。―出エジプト記 12:13 新共同訳
新約の過越祭 ― 「契約の血」は誰の血?
旧約の時代、家の門に塗られた子羊の血によって肉体の命が守られたように、新約の時代には、霊の命を守るための新しい過越祭が与えられました。それは、イエス様がご自身の体と血によって立てられた、「新しい契約」の過越祭です。
イエス様は、パンを御自身の体、ぶどう酒を御自身の血として示され、弟子たちとともに、新しい契約の過越祭を守られました。
共通点と違い ― 儀式ではなく「本質」を見よう
旧約と新約の過越祭には、形式こそ異なりますが、その本質は変わりません。ここでは、それぞれの違いと共通点を簡単に見ていきましょう。
神様は、時代ごとに方法を変えられても、「わたしの言葉を信じて行う人を救う」という原則は、変えることなく守り続けてこられました。
今も変わらない神の救い
過越祭は、旧約の時代だけの掟ではありません。イエス様が新約の時代にも守られたように、それは、時代を超えて神様が定められた救いの道なのです。
今を生きる私たちも、聖書に記されたとおりに過越祭を守ることで、神様の愛と救いにあずかる信仰の歩みを始めることができます。

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