今日は「イースター」という名称について考えることから始めてみたいと思います。以前、イエス・キリストが十字架で命を落とし、復活されたことを記念する祭りが復活祭であると述べました。聖書では復活祭を英語で「Resurrection Day」と呼んでいます。それでは、なぜ今日ではイエス・キリストの復活を記念する祭りを「Resurrection Day」ではなく「Easter Day」と呼ぶようになったのでしょうか?
イースター(Easter)の名称の真実
「イースター」という名前は、多産を象徴するカナンの女神「アスタルト(Astarte、アシュトレト)」に由来しています。アスタルトは神様が呪われた異教の一つであり、聖書にも登場します。その歴史について簡単に紹介いたします。
彼らは主を捨て、バアルとアシュトレトに仕えたので、主はイスラエルに対して怒りに燃え、彼らを略奪者の手に任せて、略奪されるがままにし、周りの敵の手に売り渡された。彼らはもはや、敵に立ち向かうことができなかった。― 士師記 2:13-14 新共同訳
エジプトから脱出した後、長い40年間荒野をさまよいながら生活していたユダヤ人たちは、ついにカナンの地に到達しました。カナンは豊かで肥沃な土地であって、その地に住んでいた人々は、豊穣と多産を求めて様々な神々を崇拝していました。カナンの人々が崇拝していた多くの神々の中で、その一つがアスタルトでした。
このようにアスタルトはカナンの人々が崇崇拝していた女神であり、フェニキア人のアスタルテ、ギリシャのアプロディーテー、ローマのヴィーナス、バビロンのイシュタルと同一の神と見なされています。結局、イースターという名称はその起源が「神様」にあるのではなく、古代の国々で崇拝されていた偶像である一人の女神の名前から取られたものです。
では、女神のイースターがどのやってイエス・キリストの復活を記念する復活祭の名称となったのでしょうか。次の記事をお楽しみください。
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